伊予柑を使って久々にオランジェとピールチョコを作りました。5個分で結構な量を作ったのですがあっという間に食べてしまいました…
先日、奥さんと子供からの再三のリクエストがあったので、久々にオランジェ(オレンジコンポートのチョコがけ)を作りました。
とは言ってもオレンジではなくて最近は伊予柑を使って作ることが多いです。
理由としては
① オレンジは皮の苦味が残りやすいこと
② 皮が比較的厚く食べにくさがあること
③ 輸入品が多く防カビ剤などの薬品の影響が気になること
その点、伊予柑は皮は薄く苦味が少ないし国産なので安心です。また、果汁がとても甘いのでコンポートするのにとても向いてると思ってます。
ただ、苦味が少ないとはいえ皮の表面を爪楊枝でプスプスと穴を200箇所くらいあけて茹でこぼす作業はやっておかないと、皮部分を食べた時に苦味でちょっと舌が痺れてしまいます。
苦味を抜いた後はスライスした伊予柑を鍋に敷き詰めていきます。伊予柑の頭とお尻の部分は細切りにしてピールとして一緒に煮ていきます。必要量の1/3の砂糖を加え火にかけて軽く沸騰させたら弱火で15分ほど煮ます。これを半日ほど置いて冷めたらまた砂糖を1/3加え火にかけて・・・というのをトータル3回繰り返し伊予柑に徐々に糖分を入れていきます。
シロップにとろみがついて伊予柑も透き通った見た目になってきたらOK!
シロップを切って網に乗せます。100℃のオーブンで1時間くらい乾燥させてベタつきが落ち着けば伊予柑コンフィの出来上がりです。
あとは市販のコーティングチョコを湯煎で溶かしてチョコをつけていけばオランジェの完成!!
結構日持ちもするのでウイスキーのお供にチビチビ食べようと思ってたのですが、かなりの勢いで消費されてしまいました・・・まあ美味しく出来たということで嬉しくもありますが。
他のお菓子作りと比べて難しい操作はほとんどないですが時間と手間がかかるので気合が入らないとなかなか作ろうとならなくて一年経ってしまいました。でも次はウイスキー飲みたくなる秋から冬にかけてどこかで作ろうと考えてます、今度は配ってもいいくらい多めに作っとこー。